胆嚢(胆のう)摘出手術(胆石の手術)~その6(退院)

術後5日目となる今日、退院が決まった。
起き上がることも、歩くことも難なく出来るようになったものの、笑ったり、咳き込んだりするとまだ傷口に痛みを感じる。ちょうど腹筋運動をした翌朝起きようとするとお腹が痛いのと同じ感覚だ。
はじめての入院暮らしを経験していろんなことを知った。
まず、医師。本来なら人の命にかかわる仕事に携わってる以上、基本的なところにブレがあってもらっては困るのだが、彼らの世界も他の世界同様ピンキリだ。
最初に診てもらった内科のT氏。はっきり言うが、彼はもう一度患者たるものを勉強しなおした方がいい。それに不服ならドクターを辞めたらどうだろう。かといって、あれじゃスペシャリスト以外の総合職では無理だと思うが。
医師としての根本は、僕は、なにより患者の不安を取り除くことにあると思ってる。なのに、彼ときたら、ただでさえ小心者のこの僕を追い討ちかけるように不安に陥れた。
その上、患者である僕の思いを聞き入れようとはせず、聞かない患者は好きにしたらとでも言いた気な表情を露骨に見せて開き直ってしまう。だから、こっちは素人ながら自分の心の奥にある本音を主治医である彼に相談できないのだ。
手術が決まってからは外科にバトンタッチされた。
外科の担当医N氏は、T氏とは違って患者の僕を理解してくれた。そして、何より表情も健康的だった。
医者の表情が病的だとみなさんどう思います?
僕は彼らのスキルについて言及するつもりはもちろんない。ちんぷんかんぷんだから。しかし、患者として医師を見て評価する権利はある。そうだろう、患者に対し治療におけるリスクをあれだけ説明し、同意書に署名、押印までさせ、患者にリスクを背負わせるくらいなのだから。
※入院中、落合信彦氏の本ばかり読んでたら、語り口や思考が彼っぽくなってしまったようだ。
看護婦もいろいろいた。
見るからに優しい看護婦、笑顔を振り撒きながらもビジネスライクな看護婦、経験未熟だけどその未熟さで患者に不安を抱かせまいと一生懸命の若い看護婦、香水なのかトアレなのか知る由もないが部屋に入るや否やいい香りが漂ってきて、その言葉遣いも幼稚園の園児にでも語る口調で甘ったるく赤ちゃん言葉チックに話しかける多少勘違いしてる看護婦、口は悪そうだが安心できそうなベテラン看護婦、まだまだいろいろいる。
でも、看護師、看護士いずれをとっても、さすが日常的に患者と接しているせいか根本にブレがない。プロとして敬意を送りたい。
延べ日数17日間の入院生活も終わりを迎え、すっかり住み慣れてしまったこの部屋が今となっては不思議と名残惜しい・・・。
胆嚢摘出手術
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2006.09.27

胆嚢(胆のう)摘出手術(胆石の手術)~その5(術後3日目)

手術も無事終わり、今日が術後3日目となる今日は、起き上がって歩くこともとても楽になった。こうしてPCに向かうことができるのもその証である。
さて、手術についてだが、僕の場合は予定通り腹腔鏡下胆嚢摘出術ですんだ。
手術を受けるにあたり関門だったのが (1)点滴 (2)筋肉注射 (3)鼻から胃に入れる管 (4)背中に局所麻酔 (5)背中に入れるカテーテル(細い管) だ。全身麻酔は痛くもかゆくもないからどってことない。
関門を痛さの度合いで順番付けるなら、
1. 鼻の管
※涙が止まらないくらい痛かった。結局、麻酔後入れれもらうことにした。それなら、最初からそうしてくれ!
2. 失敗した点滴
※最初はうまく命中せず、入れなおしとなる。2回目は命中。失敗した最初の点滴が痛かった。うまくいった2回目は、痛いとはいえ、そんなでもなかった。
3. 筋肉注射
4. 背中の局所麻酔
※この痛みは最初一番だろうと思っていたが、実際は一番軽度。採血より楽だったかな...。
5. 背中の管
※局所麻酔が効いているので感覚なし。
術後驚いたのが、術後1日目の夜、点滴がはずれたことだ。検査入院のときはカメラを入れただけで3日間抗生物質を入れたと思ったが、手術したのに翌日夜にはとれるなんてびっくりだ。
また、夕飯には5部粥が出た。
昨日2日目は、午前中尿管と背中に入ってる管がとれたが、身軽になった体がついていかず、体を起こすのも痛くてたいへんだった。
食事は夕方には普通食になってた。
3日目の今日は、まだ笑ったり、小さく咳をすると傷口に痛みが走るがそれでもこうして座ったままPCをさわれるだけ回復してる。
主治医も1日1日でずいぶんと回復していきますよと言ってたのはこんなだったんだ...。
胆嚢摘出手術
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2006.09.27

胆嚢(胆のう)摘出手術(胆石の手術)~その4(当日朝)

睡眠薬を飲んだおかけが、はたまた早寝が身についてるせいか、夕べは10時半頃眠りにつく。
今朝は4時に目が覚めた。昨日の朝は5時前だったから手術当日といってもそれが原因とは必ずしも言えない。
血圧も落ち着いたものでいつもどおりの下70台、上120台で安定してる。
昨日嫌なことを聞いてしまった。
この後行う点滴は手術用ということで、通常の針より太いらしい。
「採血より太いんですか?」と聞くと、優しい看護婦さんは一言「はい」と申し訳なさそうに答えた。そして、重ねて「痛いですよね」と。
すっかりびびってしまった僕は「献血の針とはどうですか?」と改めて質問すると、「献血の針よりは細いです」という答えだった。
しかしだ、僕は、まだ一度も献血というものをやったことがない。自分で言った質問がなんて意味のない質問だったのか、我ながら呆れてしまった。
なんか真っ暗だなぁ・・・。
あとはロスなくしっかり血管に命中することを僕としては神に祈るだけ。
昨日飲んだ下剤は勢いよく効いている。
夕飯を食べた瞬間もようして来た。2回トイレに駆け込む。
8時過ぎに睡眠薬といっしょに飲んだ錠剤は、それほど強くはないらしく、朝までもよおすこともなく、ましてやそそうすることもなく朝を迎えられることができた。が、起きてしばらくしてトイレに駆け込んだ。
なのに、まだ物心ついてからは未経験の浣腸が待ってる・・・
胆嚢摘出手術
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2006.09.27

胆嚢(胆のう)摘出手術(胆石の手術)~その3

僕同様手術がオドロオドロシイ人のためへ、気になる本番手術までのプロセス。

先に書いたように前日までは点滴もなく、体温、血圧測定と呼吸訓練そして吸入となる。
僕の場合は、すべての検査が完了済みで、この時期手術が混んでいるそうで、僕のような命にかかわる手術でない患者は自ずと後回しとなる。それ故、先日まで10日ばかり一時退院をしていたこともありこのような手術前日を送るのだろう。

<手術前日>
15:00     下剤(水薬)を飲む。
20:00     下剤(錠剤)を飲む。
22:00~    絶飲食となる。
寝る前     睡眠薬を飲む。

<手術当日>
07:30~08:00  浣腸をする。
09:00~    おヘソの掃除。※僕の場合、前日入浴前にやってもらった。
        手術部位の剃毛。そして、点滴。
12:00~    鼻から胃まで管を入れる。
        肩に筋肉注射

※麻酔科の担当ナースの話では、手術を受けた患者を対象に質問したところ、ほとんどの患者は、その筋肉注射を打った後、手術室までは記憶しているものの、そこから先は記憶してないらしい。
僕は、麻酔科担当医師からの説明日で、注射が恐い!痛いのは絶対イヤ!と言ったこともあり、麻酔科ナースは筋肉注射の薬の量は多少多くしてありますとのこと。果たしてそれがいいのか・・・、筋肉注射も痛いからなぁ・・・

全身麻酔に入る前に、背中に注射を打つらしい。
まずは、局所麻酔をした上、カテーテル(細い管)を背中に入れるとのこと。これをすることで、術後の痛みの対応も容易にできるらしい。
術後の痛みもさることながら、術前の痛みはどうなんだ~!って言いたいよ。

<手術室に入って>
そこからはすっぽんぽんになった状態で、血圧計が巻かれたり、指にはクリップのようなものが取り付けられたり、心電図をとるため胸にシールを貼られ、最後は手と足を軽くとめられるらしい。
また、少しでもリラックスできるようにBGMはCDを持ち込めるとか。そんな余裕どこにあるのだろう(笑)

全身麻酔だが、僕の場合はガスではなく点滴=静脈から入れるらしい。それだけ軽い手術ってことなんだろうか・・・。
どちらにしても眠った状態であることに変わりないそうだ。
ここまで来たら記憶もとんでるだろうからもうなにも思わない。
胆嚢摘出手術
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2006.09.27

胆嚢(胆のう)摘出手術(胆石の手術)~その2

昨日17日から再入院したが、昨日、今日は検査一つなく、ただただ暇である。
与えられたメニューは、手術に備え、呼吸方法のレッスンと吸入。
午前中、明日立ち会う麻酔科の担当ナースが説明に来た。
とても、親切丁寧でほっとする。
今日午後は3時と夜8時に下剤を飲むそうだ。10時からは絶飲食となっている。

僕がいる病室(一人部屋)
僕がいる病室 僕がいる病室
胆嚢摘出手術
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2006.09.27
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